刀匠作品としては珍しいステンレス材料を使用。
暗く渋い青は塗料や染料ではありません。素材表面の色です。
熱の加え方で様々な発色をみせるのがこの材料の特徴です。

ブレード部分の傾きは右利きの方に使いやすいよう右側につけてあります。 （ご参考：04は左利きの方が使いやすい左向きです。）

持ち手は熱して捻るお馴染みの手法です。 末端は丸く巻いてあり、蕨手刀のイメージでしょうか。
持ちやすいように叩いて側面を平面に仕上げています。
黒い色は、熱した状態で絹の布で擦り上げることで付きます。
絹の蛋白質によるものです。

弊店に到着した作品を検品しましたところ、可愛い紙鞘が入っておりました。
赤松刀匠のお人柄が伝わる嬉しい「おまけ」です。

※焼き入れは行なっておりませんので、刃物一般としてはお使いになれません。
※鋭利に成型されております。 くれぐれも安全にお取扱いいただくようお願い致します。

ペーパーナイフをお買い上げの方には、布製のミニ刀袋をお付けしています。
（2020年2月　新しいデザインに変更しました。）