パイプ喫煙の道具であるタンパーです。
火皿内のタバコ葉の燃焼面を平らにならすのに使います。先が平らなものなら木の棒でも釘の頭でもなんでもいいのですが、そこはそれ、趣味の世界ですから気に入ったものを持ちたいものです。
この作品も、一見するとただの木の棒ですが、小さなブレードが付属しており、肥後守の要領で起こすことができます。
パイプ内壁のカーボンを削ったりするためのブレードですが、、小さいながらも焼き入れされているので、研げば切れ味鋭いものになります。
紐を切ったり手紙を開けたりといった日常のちょっとしたユーティリティとして使えるようになっているのです。
和式の刃物でなく、どちらかというと洋式のナイフに近いブレードですので、刃物研ぎをやったことのある人なら簡単に研ぐことができます。
ナイフの研ぎは、ちょこっと練習すればすぐに普段使いで問題ない程度に上達できるので、未経験の方はぜひチャレンジしてください。