川島 一城
川島 一城 (かわしま かずき)
刀工銘 : 一城
川島刀匠はとても真面目な方です。贅沢はせず質素倹約。礼儀正しく物腰は柔らかく。
人の目を気にしてのことではありません。出張先では誰も見ていない早朝に現れて清掃活動をしています。
そして、旅先で出会った知らない相手でも、とても大事にしてくれます。
製作依頼のご連絡をしたのが刀鍛冶が本業である刀作りに取り組む冬の繁忙期。普通なら断られてしまうところですが、仕事が落ち着いてからということでお願いさせていただきました。
作品は、夏が訪れる頃に届きました。
月光舎のこともちゃんと覚えていてくださったのですね。
昭和45年
高知県安芸市 鍛工十四代川島正秀の長男として生れる
平成元年
高知県立安芸高等学校卒業
岐阜県関市 中田正直師に師事
平成6年
美術刀剣製作認可
平成7年6月
北海道礼文島 日本最北端の牧場、道場乳業で命の洗濯
平成7年11月
無鑑査刀匠 吉原國家刀匠ついて備前伝を勉強
平成8年
備前長船博物館鍛刀場にて独立
新作刀展覧会初出品入選
平成15年
長船町に川島正城日本刀鍛錬場
平成17年
新作刀展覧会努力賞受賞
平成18年
新作刀展覧会努力賞受賞
現在 備前伝一文字を目標とし 華麗な重花丁子に挑戦中