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ようやく新商品掲載

長期出張が連続しておりまして、更新が大幅に遅れておりましたが、このほど、溜まっていた作品掲載作業が一応完了しました。商品画像が少ないですが、今後順次掲載を増やします。

刀匠さんたちにはお世話になりっぱなしでしたのに、お預かりした品物を掲載、販売できていなかったのが本当に申し訳ない思いです。

今回は、ペーパーナイフが各種入荷しました。
お求めやすい価格ですので、ぜひお求めください。
ペーパーナイフをお買い上げのお客様には、収納に便利な布製の「袱紗」をプレゼントしています。
作品ページをごらんください。

今後も月光舎をよろしくお願いいたします。

パイプ喫煙用タンパーのこれから

今年初めに、弊店プロデュース1号作品「静思夜」の嫁ぎ先が決まりました。すでにお客様のお手元に届き、ご満足いただけているようで一安心です。

いま、同じ仕様でもう一本、「静思夜」を製作しています。近日お店に並ぶ見込みです。
それで、今後をどうするかですが。
一点ごとに手作業で風合いも異なるものではありますが、同じ仕様で作り続けるのもお店の趣旨としてどうかなぁと思うのです。そこで、次作はデザインや彫り込む文字を変えます。もし、「こういうものが欲しい」というものがあればメールでリクエストをいただければ参考にさせていただきます。
形状デザインは悩みどころです。パイプ喫煙者として機能の勘所はわかるのですが、デザインの美しさを追求するのは高いハードルです。ここでプロのデザイナーの手を借りてしまうと、作品はそのデザイナーさんのものになってしまいます。あくまでも職人と弊店のすり合わせで、我々のプロダクトとして作ることがお店のコンセプト「刀鍛冶の作る鉄の逸品」というところに合致するのです。
目下形状アイディアをノート片手に思案中。
シンプルな機能美を目指します。

現行デザインの「静思夜」をご希望のお客様は次回が最終ですのでお見逃しないように!

フェイスブックページを開設しました

  フェイスブックの企業団体や店舗が持てるアカウントである「フェイスブックページ」を開設しました。

同時に小規模ながら広告も出させていただいたのですが、予想外にたくさんのアクセスをいただきました。
日本刀が注目されているとはいえ、刀を扱わない弊店のようなコンセプトがこれほど多くの「いいね」をぽちぽちしていただけると、代表として自信と勇気が出てきます。慢心しないよう気をつけます。
  さて、せっかくご注目をいただいたところで次も一手といきたいのですが、今年ももう年末。火を扱う鍛冶屋さんは夏は無理しないのですが、気温が下がると仕事も忙しくなります。翌年の展示会への作品の出品や受注に応じる刀の製作を始めるのですね。
でも、弊店としても新しい作品をご紹介していきたいので、申し訳ないのですが「そこをなんとか………」ということでご無理をお願いしたりも致します。
そういうわけで、なんとか新作を預けていただけるよう刀匠さんと折衝中です。年末商戦を横目に地道に努力しておりますので、皆様今しばらくお待ちください。

いよいよ開店

ようやく開店にこぎつけました。

特に宣伝もしていないので、ひっそりこっそりの開店です。
以前から注目していただいていた関係者の皆様ありがとう。
買わなくてもいいので、気がついたこと、変えたほうがいいこと、いろいろ教えてください。

最初のプロダクト

月光舎の最初のプロダクトが完成しました。

パイプ喫煙用タンパー、パイプにタバコを詰めたり、燃焼面を平らに整える道具です。
製作は、まず鉄を鍛えるところから。備前長船の刀匠に、玉鋼から1枚の厚板に鍛錬していただきました。
これを、阿加保之 日本刀彫物師の手により形に作っていきます。棒状に切り割り、形を削りだし、研磨して表面を整えまると、鍛錬された鉄特有の地肌模様が現れます。さらに、漢詩を彫り込んで形が出来上がりました。
ここからさらに、時間をかけて錆付を行います。鉄の地肌のままですと、手の脂や水分で腐食しまだらな錆汚れが生じます。しかし、あらかじめ錆びを付けておくことでこうした腐食を防ぎ、美しい表面が維持できるのです。

形状は、パイプスモーカーである私と、阿加保之師で話し合って決めました。デザイナーに依頼したら、我々の作品ではなく、デザイナーの作品になってしまうからです。受け仕事ではなく、自らが作り上げ、世に問う姿勢が今後の伝統工芸の発展には欠かせないのです。
将来の果実を美味しくいただくには、もちろん水をやり、手をかけて世話をせねばなりませんが、まず、「種」を仕込むことが必要です。月光舎がそのような存在になれましたら、存外な喜びです。お客様のご愛顧、ご支援をお願いいたします。

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